フィンペシアはキノリンイエローフリー?発がん性の噂はデマだった?

フィンペシアに使われていた「キノリンイエロー」というコーティング剤。
これが発がん性物質であるという噂が流れため、最新版では「キノリンイエローフリー」となりました。
このページでは、この噂の真偽を含め関連情報について詳しく解説していきます。

そもそもキノリンイエローって何?

フィンペシアはAGA(男性型脱毛症)の治療薬として、世界でも非常に人気のある経口タイプの育毛剤です。

この薬にはコーティング剤として「キノリンイエロー」が配合されていました。
しかし、ある時期「キノリンイエローに発がん性がある」との噂が流れたため、現在のフィンペシアでは不使用となっています。

しかし「キノリンイエロー」に害はないという話もあります。
本当のところはどうなのでしょう?

  • キノリンイエローが有害だという噂は本当か?
  • キノリンイエローフリー(不使用)は安全なのか?」
  • 旧タイプのフィンペシアは危ないのか?

このページでは上記のような気になる疑問にお答えします。 また「そもそもキノリンイエローって何?」という方も多いでしょう。 そのため、ここでは「キノリンイエロー」について、詳しく解説していきたいと思います。

キノリンイエローの基礎知識

どんな薬であろうとも、間違った知識を基に利用するのは大変危険です。
フィンペシアを正しく使用するためにも、まずは「キノリンイエロー」について知っておきましょう。

「キノリンイエロー」は主に着色やコーティングなどに使用される染料です。 正式な一般名は「キノリンイエローWS(Quinoline Yellow WS)」といい、「黄色203号(Yellow No.203)」とも呼ばれています。

有機溶媒に溶けやすく、保存剤・消毒剤・溶媒などに利用可能なため、世界中で、食品や衣料品、また医薬品・化粧品に広く使われています。

「キノリン(Quinoline)」は元々コールタールから発見・抽出された化合物です。
現在ではコールタールではなく、ナフサを原料とする場合がほとんどですが、そういった経緯により「タール色素」として分類されています。

発がん性があるという噂の真相

上記では「キノリンイエロー」について簡単に説明しました。 ここからは「キノリンイエローに発がん性がある」という噂の真相について解説していきます。

発がん性の話が噂になった経緯

前述のとおり「キノリンイエロー」は「タール色素」の一種です。 発がん性が取りざたされた経緯にはこのことが深く関係しています。

はじまりは1960年代。
「タール色素」に発がん性が発見され、食品添加物としての使用が次々と禁止されました。 ここで「タール色素」のイメージが一気に悪化したわけです。 しかし、同じ年代の厚生省資料にあるとおり「キノリンイエロー(黄色203号)」は、 医薬品等への使用が認められています。

参考資料:厚生省(当時)「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」

「タール色素」にもたくさんあります。 つまり、すべての「タール色素」に発がん性があるわけではないのです。

そして2008年。
欧州のEFSAで「こどもの発達障害や多動性障害(ADHD)を助長する可能性」が指摘され、「キノリンイエロー」を含む6種類の着色料が規制対象となりました。

これ受けてか、同年「キノリンイエロー」は日本でも食品添加物としての使用禁止が決定されました。
これはあくまで「食品添加物としての使用禁止」であって医薬品・化粧品については規制対象になっていません。

ですが元々「タール色素」には発がん性のイメージが根強くありました。
実際に発がん性が確認されている「タール色素」も多くあります。 そこへ来てこの決定です。 噂の発生源を確定することはできませんが、タイミングを考えてもこの件が引き金になった可能性は高いでしょう。

最新のフィンペシアはキノリンイエローフリー

現在のフィンペシアは「キノリンイエローフリー」です。 旧タイプも販売されていますが、新タイプのフィンペシアは「Quinoline Yellow Free」と箱に記載してあります。

普通に考えると、配合されていない成分をわざわざ表記することはないですよね。 また「フリー」には無料という意味もあるので混乱される方もいるかもしれません。
けれども、ここで言う「フリー」は「コカコーラフリー」の使い方と同じで、「キノリンイエローが0(不使用)」という意味です。

ちなみに、この新タイプのフィンペシアが発表されたのは2009年。 「キノリンイエローに発がん性がある」という噂は2008年からです。
さらに、新旧の違いは「キノリンイエロー」の有無のみ。

以上のことから、「噂による売れ行きへの悪影響を心配したメーカーが、慌てて対策した」、とみてほぼ間違いないでしょう。

発がん性の噂はイメージからくる思い込み?

2017年現在「キノリンイエローに発がん性がある」という噂を裏付ける資料はありません。
また「キノリンイエロー」の使用が禁じられているのは食品であり、医薬品・化粧品への使用は認められています。

つまり、この噂は「タール色素」の悪いイメージが影響したデマでしかないのです。 例えば「タール」と聞いて、何を連想しますか?
「ニコチンとともにタバコに含まれている有害物質」とイメージする方が多いのではないでしょうか?

そしてタバコと言えば、こどもの頃に保健体育の教科書でみた、真っ黒な肺の写真から「肺がん」を連想する方もいるでしょう。

このように、悪印象のある単語の影響力というのは計り知れません。
「キノリンイエローに発がん性がある」という噂も、イメージからくる思い込みによる部分が大きかったのではないでしょうか。

使用が禁止されているのは食品のみ

繰り返しになりますが、2017年の今、日本で「キノリンイエロー」の使用が禁止されているのは食品のみです。
医薬品・化粧品への使用は許可されていますので、旧タイプのフィンペシアに配合されているものについても問題ないとされています。

メーカーの自主規制は証拠にならない

「だけど実際にフィンペシアのメーカーが「キノリンイエロー」を自主規制したのは有害だからでしょ?」こんなふうに考える方もいるかもしれませんね。

確かにフィンペシアの製造メーカーであるcipla(シプラ)社は「キノリンイエロー」の使用を止め、「キノリンイエローフリー」へと舵を切りました。
しかし、それを証拠として有害であるとは言えません。 何故ならメーカーが最も重視するのは、「売れるかどうか」だからです。

安全であっても、売れないなら対応する

もちろん真っ当な企業であれば、商品やサービスの質も大切にしていることでしょう。
しかし、人間が呼吸しなければ生きていけないように、企業も利益が出なければ存続できません。

有害である可能性があったとしても、その商品が売れていれば対応は後回しになるかもしれません。
けれども、その商品が売れない可能性があったなら、例え安全であっても真っ先に対応するでしょう。

「キノリンイエローフリー」に関するメモ
  • 噂から約1年という短期間で対応した
  • 「キノリンイエロー」の発がん性を示すデータはない
  • 代替品の「酸化チタン」が安全と言い切れない※後述します

上記の一連の事実から、フィンペシアの「キノリンイエロー」は「有害だから」ではなく、「有害という噂によって売れ行きが悪くなるから」自主規制されたと考える方が自然でしょう。
したがって、必ずしも「フィンペシアのメーカーが自主規制した=有害」という式は成り立たないのです。

食品への添加が規制されている理由

「でも食品への添加がダメなら、やっぱり危険性があるんじゃないの?」そんな不安を持ってしまうのも、また自然なことでしょう。 どうして医薬品・化粧品への使用は許可されているのに、食品添加物として使ってはいけないのでしょうか?

これは「食べ物は念のために禁止」という、いい加減な決定ではなく、明確な理由があります。 その理由は、ズバリ摂取量です。

医薬品は摂取量がはっきりしているのでOK

フィンペシアに限らず、医薬品には「用法・用量」がはっきりと定められています。
医薬品は薬剤の各成分の含有量も一定なので、「キノリンイエロー」の摂取量も正確にコントロール可能です。

ちなみにヨーロッパの食品安全委員会は「キノリンイエロー」の1日の摂取上限量を体重1kgあたり0.5mgとしています。 フィンペシアは成人男性用の医薬品ですから、仮に使用者の体重が60kgだとしたら上限は30mg。
フィンペシア自体が1錠1mgなので、コーティングしているだけの「キノリンイエロー」はさらに微量です。
これなら摂取上限量など気にする必要がありませんよね。
このような理由により、医薬品・化粧品は「キノリンイエロー」を使っても問題がないのです。

食品は摂取量が予測できないのでNG

それでは食品の場合はどうでしょう? 下記の資料をみてみると、チョコレートや健康食品、アルコールなどに使われる例が多いようです。

参考資料:厚生労働省 平成28年度 輸入食品監視指導計画に基づく指導結果

こういった食品に使用されていた場合、消費者がどれくらい「キノリンイエロー」を摂取するか予測できませんよね。
だから医薬品はOKで、食品はNGとなっているのです。

「だけど、たくさん摂取したら危ないならやっぱり怖い。」という心配性な方もいるかもしれません。

しかし日本であれば、ほとんどの家庭で常備している醤油でさえ、たくさん飲めば死に至ります。
だからと言って、「醤油を使うのは怖い。」なんていう人はいませんよね。

このように規制の理由を詳しく知ってみると、「キノリンイエロー」もだいぶ怖くなくなったのではないでしょうか?

キノリンイエローを気にする必要はない

ここまで説明してきたとおり「キノリンイエロー」については特に気にする必要はありません。

また、フィンペシアは新旧で価格も変わらないはずです。 (併売しているサイトの中には、新旧で価格差をつけているサイトもあるかもしれません)。
従って、どちらを使っても同じです。

「値段が同じなら、やっぱり新タイプの方がいいな。」多くの人がこう思ったのではないでしょうか?

ですが、「最新=最高」とは限りません。
「キノリンイエローフリー」である新タイプのフィンペシアについて重要な事実をお伝えしましょう。

キノリンイエローフリーでも危険?

フィンペシアは、「キノリンイエローフリーだから安全」とは言い切れません。
何故なら「キノリンイエロー」の代わりに、フィンペシアに使用されているコーティング剤も、危険性が指摘されているからです。

新タイプのフィンペシアは「キノリンイエロー」の代わりに「酸化チタン(二酸化チタン)」という着色料が使われています。

この「酸化チタン」はWHO(世界保健機関)では「発がん性がある物質」に分類されています。
IRAC(国際がん研究機関)をはじめ、多くの研究機関から酸化チタンの発がん性を指摘する声があります。
また「アルツハイマー」や「不妊・妊娠合併症」のリスクを高める可能性も疑われているようです。

「それじゃあ、むしろキノリンイエローより危険じゃないの?」という声も聞こえてきそうな報告内容ですね。

しかし、厚生労働省の資料をみると

“ヒトへの影響:経口摂取された二酸化チタンは実質的に無害と考えられている。1ポンド(450g)の二酸化チタンを経口摂取した場合も影響は無く、24時間以内に糞中に排泄されたとの記載がある。”

とあります。

引用元:厚生労働省 酸化チタンのリスク評価書

まとめてみると、「世界では様々な危険性が疑われているものの、日本国内では(経口摂取については)無害とされている」状況と言えるでしょう。

気にしすぎると何も口にできなくなる

フィンペシアは、「キノリンイエロー」の代わりである「酸化チタン」にも、さまざまな危険性が疑われています。 しかし、現状では有害性を示す明確な研究結果は出ておらず、日本国内でも規制対象外です。

近年、健康関連のニュースで「〇〇は体に悪かった」という内容をよく見かけませんか?
そうしたニュースは、「一体なにを食べて生きていけばいいんだ!」と思ってしまうほど多くあります。

自分の体は大事です。 もちろん、最低限の配慮は必要でしょう。
しかし、あまり気にしすぎると、何も口にできなくなってしまいます。

フィンペシアは新旧どちらでも構わない

フィンペシアは新旧どちらのタイプでも構いません。
それはここまで紹介してきた内容を考えれば納得のいく結論でしょう。

現状では、「キノリンイエロー」が使われていても問題ありません。
しかし、医療の世界は日進月歩。
これから先「キノリンイエロー」にも、なんらかのリスクが発見される可能性はあります。
それは、「酸化チタン」も同様です。

だからと言って、怖がってばかりでは何もできませんよね。
あやふやなリスクを恐れて立ち止まるより、「規制対象かどうか」というラインを判断基準として、 前に進んでみてはいかがでしょうか?

フィンペシア1mg(100錠)

4.7
  • 内容量: 1箱100錠
  • 有効成分: フィナステリド
  • 製薬会社: シプラ
  • 決済方法: カード銀行振込ビットキャッシュ
  • 配送方法: 自宅郵送、郵便局留め可
  • 在庫: あり

本日注文すると最短で3月2日(金)に届きます。

1箱3,980円 カートへ
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3箱11,940円8,902円 カートへ

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